「マイクラやりたいから買って」と子供から言われた時、普段ゲームをやらないお父さんお母さんは「マイクラって何?どんなゲーム?」と不安に思うことでしょう。
この記事では、マイクラとはどんなゲームなのか、マイクラは子供にどんな影響があるのかを、マイクラ親子プレイを現在進行形で楽しんでいる主婦・葱井がご紹介します。
目次
『マイクラ(minecraft マインクラフト)』はどんなゲーム?
マイクラはブロック遊びゲーム?
マイクラとは『minecraft(マインクラフト)』というサンドボックスゲームの通称です。
サンドボックス(sandbox)とは英語で「砂場」。子供が砂場遊びで砂を集めて山を作ったり、その山にトンネルを掘って水を流したりして遊ぶように、自分の好きなことを思いつくままに自由に遊ぶことができます。
マイクラの世界はすべて立方体のブロックでできており、それを並べたり積み上げたりして建物や道などを作ることができます。
子供が普段やっているおもちゃのブロック遊びを進化させたような遊びをコンピュータ上でできるゲームだと思ってもらえば、マイクラのイメージをつかみやすいのではないでしょうか。
大人もハマる!親子プレイが楽しいマイクラ
マイクラは元々はスウェーデンで開発されたPCゲームですが、今や世界中で大人気。PCはもちろんのこと、さまざまな家庭用ゲーム機やスマートフォンでもプレイすることが可能です。
最近のお子さんですと、やはりNintendo Switch版が主流でしょうか?
任天堂の公式動画「よゐこのマイクラでサバイバル生活」を見てもらえばわかりますが、このゲームは大人がやっても十分楽しめるんです。
親子で一緒にプレイして、家を建てるという同じ目的に向かって協力し合うのもいいでしょう。あるいは親は洞窟探索、子供は家畜や農作物の世話という風に役割分担して遊ぶのも楽しいですよ!
よゐこのマイクラでサバイバル生活 第1回
余談ですが、この動画のせいで我が子・ネギタロはスティーブ(マイクラでプレイヤーが操作する主人公キャラクター)のことを「ありのさん」、アレックス(主人公の相棒キャラクター)のことを「はまぐちさん」と呼びます。笑
マイクラは学校の教材としても使われている!
マイクラはブロック遊びゲームだと説明しましたが、それはマイクラというゲームを最も端的に言い表しただけにすぎません。
実はマイクラは学校のプログラミング教育の教材としても導入されているんですよ!ここでご紹介する動画は海外のものですが、日本でも実際にマイクラを授業に取り入れている小学校もあるとか。
ゲームなのに教材として使われているなんて、親としては俄然気になっちゃいますね!
Minecraft: Education Edition
マイクラの主な遊び方は2種類
(※私はPS4版しか遊んだことがないので、PS4版のプレイに基づいた遊び方を書いています。他のハードだと多少異なる点があるかもしれません。)
マイクラには大きく分けて2つのモードがあります。子供のやりたいことによって、上手にモードを使い分けて遊べるといいですね。
どちらのモードにも共通するゲームの操作方法は、子供の年齢によっては親が一緒にチュートリアルをやりながら教えてあげる必要があるかもしれません。
サバイバルモード
文字通りサバイバル生活をするモード。マイクラの最もポピュラーな遊び方です。
現実世界と同じように昼夜(リアルタイムではなく約10分間隔で交替)や天候が存在する世界で、家を建てて農作物を育てたり、食料調達のために動物を倒したり、時には襲ってくるゾンビや蜘蛛などの敵と戦ったりしながら生活します。
プレイヤーに倒された動物や敵は即座に消えて肉や骨などのアイテムになりますので、グロテスクな描写などはありません。
空腹で体力が尽きてしまったり、高所から落ちてダメージを受けたりするとゲームオーバー(=キャラクターの死)になってしまいます。
クリエイティブモード
ひたすら建築をするためのモードです。
建材は最初から無限に用意されていて好きな時に好きなだけ使えるので、危険を伴う探索に行く必要が一切ありません。
自由に空を飛ぶこともできるので、どれだけ高い建造物でも難なく作ることができます。
マイクラデビューでとりあえず好きなようにブロック遊びがしたい子供なら、このクリエイティブモードがオススメです。
▼子供がマイクラでどんなことをして遊ぶかをまとめた記事はこちら。
マイクラは子供にどんな影響を与える?
親なら誰しも子供に悪影響なゲームはやらせたくないと考えると思います。マイクラはテレビゲームですので悪影響が全くないわけではありませんが、良い影響も多く子供に与えてみる価値のあるゲームと言えるでしょう。
以下に私が思う良い影響と悪い影響をまとめました。
マイクラが子供に与える良い影響
発想力や創造力を鍛える
上記でも書いたとおり、マイクラは砂場遊びやブロック遊びと非常に似通った性質を持つゲーム。これらの遊びと同じように、発想力や創造力が鍛えられます。
計画性や論理的思考力が身につく
例えばサバイバルモードで序盤に必ずやることになる「夜が来るまでにベッドを作る」という作業。一見簡単そうですが「決められた時間内に木を切って作業台を作り、羊を倒してウールを手に入れて、ベッドを作る」という複数の工程が必要になってきます。
マイクラはこういった目的達成のために何が必要かを考えて順序立てて進めていく作業の繰り返し。自然と論理的な思考力が身についていきます。
マイクラが子供に与える悪い影響
酔って気分が悪くなる
3D視点のゲーム全般に言えることですが、三半規管の弱い人はマイクラで酔って気分が悪くなることがあります。(私も初めてプレイした時は10分で酔いました。)
三半規管に自信のない人は購入前にマイクラのプレイ動画などで一度ゲーム画面を見ることをオススメします。
また子供のゲーム中の体調変化を親が見逃さないよう気をつけましょう。
視力の低下が心配
これもマイクラに限らずゲーム全般についてまわる懸念材料です。画面に近づきすぎない、暗い場所でプレイしない等保護者の注意が必要。
命の描写が軽い
これもゲーム全般に言えること。まだ死の概念もはっきり理解していない子供に、死んでしまってもすぐに生き返る様子を繰り返し見せることはあまり好ましくないでしょう。保護者のフォローが必要不可欠です。
▼子供がマイクラをやりすぎるのではないかと心配ならこちらの記事もどうぞ。
まとめ
小学生男子を中心に世界中で大人気のマイクラを、マインクラフターと母親という両方の視点からご紹介しましたがいかがでしたか?
ゲームの子供への影響はやはり気になるところですが、マイクラは親のフォロー次第で知育にも役立ちます。マイクラとの上手な付き合い方を身につけて、良い影響をたくさん受けられる遊び方をしたいものですね。